友達

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「おいブス子」 ……ブス子? あたしはおそるおそる 振り向いた。 「そうだよ!おまえだよ!」 そこにいたのは上浦だった。 「もう実験に関わるなよ」 そういって上浦は 教室からでていった。 「由紀子…」 「大丈夫っ!このくらい慣れてるしっ!」 …はあ… もう実験に参加 できないんだ……。 理科が大好きだったあたしには すごくつらいことだった。
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