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慧音「な、なんで私の部屋なんだ! というかなんで私の部屋だと分かった!」
疾風「寝かすのに良い場所は無いかと探してたら見つけました。布団も敷いてあったから丁度良いかなって」
流石俺!
アフターケアまでばっちり!
慧音「じ、女性の部屋に無断で忍び込むとは不届き千万!」
疾風「あ、あと庵ちゃんには、慧音さんの寝間着だろう服を着せておきました」
妹紅「おい……まさか箪笥を漁ったりは……」
疾風「してませんよ」
流石にそれはね……。
犯罪だもの、やるわけにはいかない。
妹紅「ならどこから?」
疾風「床に――」
慧音「ま、待て疾風! そ、それ以上言うな!」
疾風「慧音さんの部屋って、意外と散らかって――」
慧音「言うなー!」
ただの頭突きを……この俺が回避出来なかった……だと……?
くっ……何という速さ、威力、精密さ……。
妹紅「ほう。それは意外だな」
慧音「ち、違うんだ! 今日は朝からラディカルゲイル騒動があったから片付ける時間が無くて……」
疾風「いきなり頭突きは酷いです……」
妹紅「それに関しては疾風、自業自得だ。勝手に部屋に入ったり、余計な事を言ったりしたお前が悪い」
確かに……プライバシーの侵害だったな流石に……。
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