流行りの店はお嫌いですか?

19/22

953人が本棚に入れています
本棚に追加
/199ページ
慧音「……はっ! よくよく考えれば騒動の原因もお前じゃないか!」 疾風「イエス……」 あれれ? なんで頭を振りかぶるの? 逃げなければ……! 慧音「改めて……」 だ、駄目だ! 肩を掴まれている以上……! 疾風「ご、ごめんなさい! 助け……」 慧音「天誅!」 その時、俺に鈍痛走る。 痛い……何これ痛い……鈍痛だと思ったけど案外激痛……。 疾風「な、なんという石頭……」 慧音「ほう……まだ懲りていないか」 疾風「あ、いや、今のなし!」 慧音「問答無用!」 妹紅「そこまでだ。落ち着け、慧音。少し大人げないぞ?」 も、妹紅さん! 助かった……。 でも、確かに慧音さんに対して色々失礼だったよね……。 うん、謝ろう。 慧音「しかし妹紅……」 疾風「慧音さん、すいませんでした……」 妹紅「疾風も謝っていることだし、許してやったらどうだ?」 慧音「む……。まあ、妹紅がそう言うなら……」 本当、今回は調子に乗りすぎたな……反省しよう。 俺は反省すると強いぜ! 妹紅「疾風、お前は、これからは言って良いことと悪いことをちゃんと見極めてから喋ること。あと、人の家に勝手にあがったりはしないこと。いいな?」 疾風「はい!」
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!

953人が本棚に入れています
本棚に追加