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妹紅「よし」
妹紅さん、仲裁のプロフェッショナルだ!
感謝せねば……。
慧音「あー……それじゃあ、取り敢えず疾風の処分だが……」
罪を犯した覚えはないんだけどな……。
慧音「今は、不問とする」
疾風「え?」
慧音「器物破損などで苦情が殺到はしているが、なんだかんだで罪人を捕まえている。その功績に免じて特別に、今後里でラディカルゲイルとして活動しないことを条件に不問に処す」
つまり、里でラディカルゲイルにならなければ許してくれるってことか……。
とても残念だが……仕方ない。背に腹は代えられない……。
疾風「分かりました」
慧音「よし、それならば今回は許そう」
里で活動しなきゃ良いんだもんね!
幻想郷内での活動禁止ってわけじゃないもん!
変身自体が禁止じゃないならいいや。
妹紅「ところで、これからどうするつもりなんだ?」
疾風「へ?」
妹紅「皆に、生きていたことを知らせに行ったりはしないのか?」
行きたいのはやまやまだけど……。
でもなんか気まずいしな……。
疾風「そりゃまあ行きたいですけど……今更、どの面下げて帰ったらいいやら……」
慧音「そんなことを考えていたら、いつまで経っても帰れないぞ?」
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