流行りの店はお嫌いですか?

21/22

953人が本棚に入れています
本棚に追加
/199ページ
疾風「ですが……」 妹紅「情けない奴だ。それでも男か?」 うっ……それを持ち出すのは卑怯じゃないか……。 妹紅「男なら、体面など気にせず会いに行け」 疾風「でも……どうやって会ったら……」 慧音「堂々と正面から会いに行けばいいだろう」 疾風「……例えば誰に?」 慧音「まあまず、お前を一番心配していた者だろうなあ?」 な、なんだ? 慧音さんと妹紅さんのあのにやけ顔……何かある! 妹紅「早く帰って元気な顔を見せてやれ。きっと喜ぶぞ?」 疾風「誰に?」 慧音「隠しても無駄だぞ? ブン屋がそこらじゅうに触れ回ったからな」 ブン屋……あ! 射命丸さんか! 一体何を報道したんだろう? 疾風「何を?」 妹紅「まあそれは……」 慧音「なあ?」 なんなのさ! それじゃあ全然分からないよ! 疾風「教えてくださいよ!」 慧音「まさか疾風……」 妹紅「本当に覚えていないのか?」 何を? 記憶喪失とかじゃないから大概覚えてるけど……? 疾風「へ?」 慧音「全く……なんてやつだ……」 妹紅「疾風お前、プロポーズをしたそうじゃないか」 ……プロポー……ズ……? へぇ……。 え? 疾風「プロポーズ!?」
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!

953人が本棚に入れています
本棚に追加