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藍「それじゃあ……もう一発……」
疾風「え? もう一発って――」
ま、またぶたれた……。
本来なら、ぶったね……二度もぶったね! って言うべき何だろうけど……流石に、ね。
藍「ふぅ……本当は殴りたいところだが、今回はこれで済ませてやる」
疾風「は、はい。ありがとうございます」
……ん? お礼を言うところだったのかな、今の。
まあ、勘弁してもらったわけだしあながち間違ってはないよね。
藍「さて疾風、何か私に言いたいことがあったんじゃないか?」
言いたいこと……あ! 何か急展開過ぎて一瞬忘れてた!
記憶力……良くならないかな……。
疾風「はい、確かに有りますけど……その……」
藍「その、なんだ?」
何か藍さん楽しそう……。
橙も興味津々って感じだし……。
疾風「えっと……」
藍「……ああ、そういうことか。橙、私が良いと言うまで向こうに行ってなさい」
橙「えー……」
藍「良いから向こうに行ってなさい」
橙「はい……」
ギャラリーがいたら恥ずかしいからありがたいけど……。
まあ、いいか。
藍「よし、これで気兼ねはないだろう? さあ!」
どうしたんだろう藍さん……。
何だか藍さんがいつもと違う……壊れた?
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