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今日は珍しくジュンスからの誘いで自慢のオープンカーに乗って
ドライブに行く事に
都会から離れた
のどかな海沿いを走って
いつもどうりのジュンス
アイスを食べたり
写真を撮ったり
天使スマイルで
2人ではしゃいで…
でも車に乗ると
真剣な顔で
私はこっちのジュンスに
みとれてしまう
気が付けば太陽は夕闇に
飲み込まれて
ジュンスから
はしゃいでた姿は消えて
口数も少なくて
ジュンスって
運転中はカリスマだよねー
なんて口を開けば
フッと笑って
「いつもカリスマですよ」って
そっかーって
なんとなく返事をしたら
日頃の疲れから
瞼が重くなって
意識を手放してた…
どれくらい眠ってたんだろう
暖かい感触で目が覚めた
薄く目を開くと
左手にジュンスの右手が
絡まっていた
その温もりが嬉しくて
また目を閉じた…
「…ス…アス…」
ん、また寝ちゃった…えっと
「アス?着いたよ」
微睡む私の髪を優しく撫でて
着いたと起こしてくれた
「あごめん私寝ちゃってた…ふぁ」
「疲れてるんだから気にしないで?でも今はちょっと起きてほしいな」
「ん、大丈夫 起きた…ふぁ」
「外みて?」
言われるまま
外をみる
目の前には
静な海その上に
優しく海を照らす三日月が絵画みたいに
バランスよく広がっていた
うわぁ…キレイ…
素直にそんな感想がでる
「でしょ?
2人でみたかったんだぁ~♪」
いつもの口調で喜ぶジュンス
え?
と振り向くと真剣な表情の
ジュンス
「えっと…アスが好きなんだ…
内緒にしてるの無理だった//」
照れたように
くしゃっと微笑むジュンス
嬉しくて
うんうんと頷くのが精一杯で
そんな私を優しく抱き締めて
「好きだよアス…
もぉ離さないからね 愛してる」
静な海と三日月に見守られて
2人で愛を誓いあった…
fin
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