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「…ほ、本当に…お姉ちゃん…なの?」
震えながら聞いてくるフェイトにアリシアは
「久しぶりフェイト、現実でもこうすることが出来て嬉しいよ」
フェイトを優しく抱きしめた
「アリシア…お姉ちゃん……うぅ…うぅ…」
そのままフェイトが泣き出してしまったので湊が提案する
「そこの二人、シグナムと……」
「あ、私はなのは、高町なのはだよ」
「なのは、色々聞きたいこともあるだろうが場所を移そう」
「なら私達の所属する部隊はどうですか?」
「あぁそうしようか、ならすまないが貴女達の仲間を皆ここに集めてくれないか?」
「良いですけど…何故ですか?」
「転移魔法と言えば分かるか?」
湊がそう言うとなのはとシグナムは納得し皆を集める
その際、フェイトが二人居ることに驚いていたが無視した
「じゃあ行くぞ」
するといきなり周りの風景が変わる
「はい、到着っと」
泣いているフェイトとフェイトを抱きしめているアリシアとアリス以外はいきなり自分達の部隊が目の前に現れた事を理解できずに固まっていた
「か、神裂さん!?今何をしたんですか!」
いち早く復活したなのはが聞いてくる
「その話はここの部隊長さんもくわえて話しますよ」
「…分かりました、FW陣は昼の訓練はお休みね」
ちょっと不満そうな顔になったが納得してくれたようだ
「では、私についてきてください」
そして俺達はなのはの後についていき建物の中に入っていった
「私の存在が薄い……」
アリスの呟きは誰の耳にも入ることはなかった
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