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「えええェェ~~~~!!」
「イャイャ、流石にそれは無いって!私がそんな事言う訳ないぢゃん!言ったとしても本当に頂いちゃうとかおかしくない?」
一気にまくし立てる紗莉佳に対し、尚も妖艶な笑みのまま応える。
「僕も流石にそんな事言われたの初めてだったから驚いたけどさ。だからって可愛い女の子に恥かかせる訳にはいけないからね。因みに食べる気満々なのでヨロシク!」
「 イ ヤ で す !」
「つれないなぁー。さっきまで僕にベッタリだったのに…。んな事ならシャワーなんか浴びずにサッサと喰っちゃうんだったなぁ。」
ニカッと悪戯っぽく笑うと、警戒心バリバリの私に近づいてきて、頭をぽんぽんと軽く叩く。
ふわっとトニックの爽やかな香りを残し、再びシャワールームの方へと去っていく。
…あれ?
もっと乱暴されるのかと思ったのに。
意外と紳士??
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