プロローグ

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「ほう、人間風情が我ら魔族に刃向かうとは命知らずな塵芥よ」 勇者ゼイウスの進撃を報告しても魔王様は慌てた様子もない。 魔王様はいつでも我々部下に対し心配をさせる様な素振りを見せない。 今回の戦いは過酷な物になるだろうが魔王様はそのカリスマ性で部下たちに不安をもたらすことはなかった。 だから我々は魔王様の為に全力で命を削る事ができるのだ。 全ては魔王様の為に……。
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