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「城の防衛はお主に任せよう。我は万が一にも貴奴が防衛を突破した時に備える事にする」
「ハッ!魔王軍軍団長イグシオの名に賭けて城を御守りする事を誓います」
俺は魔王様を誰よりも信頼している。
魔王様の命と有らばこの身を捧げることも厭わない。
その場から立ち上がり、
「失礼します」
一度敬礼をし、部屋を後にする。
向かう場所は城門の前。
そこで我ら魔族の力を持って勇者を退けるのだ。
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