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「どうだった?」
お風呂からあがった一哉に楓花は尋ねるが一哉は首を横に振った。
「困ったなぁ」
「女の子なんだから楓花が小さいときに欲しかったものを適当に選んでやったらいいだろ?」
「せっかくだから喜ばせたいじゃない」
「まだ日にちはあるんだからゆっくり聞き出せよ」
「うん…でも今年は何で言わないんだろう?去年は早くから言ってたよね?」
「さぁ…サンタにはもう話はついてるみたいだぞ」
「ん?」
「ポストに手紙を投函したんだと」
「あの子…いつの間に…」
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