reencounter des Weihnachtens

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「(おっ?)」 ハインツと話していると、ギュンターは窓の外の景色が変化している事に気が付いた。 「話題を変えるぞ」 「暗い気持ちで料理を食べても美味しくないし、今は嫌な事を忘れて楽しくやろう」 「雪も降ってきたしな」 「雪?」 ギュンターの言葉を聞いたハインツが、ゆっくりと窓の方に顔を向ける。 先ほどまで路上には何も無かったが、空から降ってくる雪で歩道が白く染まっていた。 「・・・綺麗ですね」 「そうだな」 料理を待っている間、ギュンターとハインツは外の景色を眺めながら和んでいた。 「・・・ちょっと待てよ」 「嫁さんはどうした?」 ギュンターは思い出したようにハインツに尋ねた。
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