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「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
砲塔に座ってコンラッドと話していると、2人の男達がギュンターの方に走って近付いてきた。
「遅れ・・・」
「申し訳・・・」
「息を整えてから話せ」
「はぁー、はぁー・・・」
ギュンターの助言を聞いた2人は、ゆっくりと呼吸しながら息を整えていく。
「・・・ギュンター隊長、遅れてしまって申し訳ありません」
息を整え終わった片方の男が、そうギュンターに言うと―。
「人間は自然の力の前では無力になるものだ」
「今回は気にしなくて良いが、それよりも自己紹介をしてくれないか?」
そうギュンターは2人に言った。
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