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「司書をしていたのでしたら、きっとベネディクトさんは豊富な知識を持っているのでしょうね」
そうコンラッドがベネディクトに言うと―。
「いえいえ・・・」
「司書と言っても本の整理や管理をするくらいで、知識はそんなに・・・」
そうベネディクトは謙遜しながら言った。
「そんなに謙遜しないで、みんなで気軽に話しましょうよ」
「良いですよねギュンター隊長?」
2人の会話を聞いていたゲルハルトが、ギュンターに無線で尋ねてきた。
「・・・作戦行動中や戦闘中は駄目だが、それ以外の時なら気軽に話しても構わない」
「ただし、馴れ合いは小隊の中だけで頼むぞ」
「分かりました」
ゲルハルトは言った。
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