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「かまわないよ。
どうする?このまま家来る?」
「うん、行く!」
えへへと笑う唯瑠に、思わずキスしたくなった俺は、気付かれない程度に足早に自宅へと急いだ。
「ただいま」
「あ、滉。
良かった、ここで会えて」
玄関先でバッタリ母親に会った。
出かけるのか、慌てた様子だ。
「出かけるのか?」
「ごめんね、お父さんがぎっくり腰で病院にいるっていうから、今日一晩付き添いがいるから」
「あー、唯瑠泊めてもいい?」
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