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昔リン〇が流行った頃友達らと一緒に見た時、二週間泊まりに来てた。
夜怖くて一人で眠れないからと、涙をこらえて俺が寝ているベッドに潜り込んできた。
あれは可愛いかった。
「滉…?」
クッションをぎゅっと抱え込み、上目遣いに見つめてくる。
「おいで?」
唯瑠のあの仕草は、怖いから一緒に見よう?の合図だ。
ベッドに上がり、壁に背をつけて両手を広げれば、ちょこちょことした動作ですっぽりと足の間に座り込む。
そして俺の胸に背中を寄りかからせて再びぎゅっとクッションを抱え込んだ。
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