251人が本棚に入れています
本棚に追加
「唯瑠!!」
滉の声と共に、扉の取っ手を掴んでいた手をグイッと引かれた。
それと同時に、唇に何かが重なった。
引き寄せられよろける身体をギュッと抱きしめられ、自分に何が起きたかようやく脳みそが認識した。
僕、キス…されてる?
薄くもなく厚くもない引き締まった弾力のある唇が、僕の唇を塞いでいた。
「なんっ…ふぇ…」
なんで?と聞くために開けた口から、ヌルッとしたモノが口の中に侵入してきた。
最初のコメントを投稿しよう!