プロローグ

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真っ白な雪 真っ白な僕 僕は野良猫だった 寒い寒い冬の日 僕は凍えてたんだ ひとりぼっちで 心まで凍えてた 真っ白な雪に同化する僕 そんな僕を見つけてくれたのは君だった 君のそのまなざしは あったかくて あったかくて 僕はそのとき初めて ひとりぼっちじゃなくなった 君は僕を守ってくれた 君は僕を愛してくれた 僕の心はもう凍えてなんかいないよ 僕はもうひとりぼっちじゃないよ
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