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降り続ける雨
吹き付ける風
僕は目を醒ました
寒い…
僕はかじかんだ体を精一杯動かして段ボールの中に唯一あったボロ布にくるまった
それでも寒いのに変わりはなかった
だけど、降り注ぐ雨と吹き付ける風が直接当たらないようになって、少しはマシになったような気がした
半開きの段ボールの蓋部分からは、灰色の空が真っ白な小さい子猫を少しだけ覗いていた
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