簪
1/1
読書設定
目次
前へ
/
20ページ
次へ
簪
ゆっくり。 ゆっくり。 足を踏み出す。 甘い甘い香りのする 『立ち入り禁止』 の其の向こうへ。 夜の帳。 華に群がる穢れた蝶たち。 声と苦悩。 明けぬ夜と半透明な朝。 愁いを帯びた笑いに 心が揺れて。 握り締めた紅。 あ。 それは、 貴女の簪が折られた日。
/
20ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
22(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!