二章

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朔「はぁ??和平が決まってるのにわざわざ慶国が軍隊を近くに?? てかまず慶国はそんな好戦的じゃないだろ!」 余計に話しが理解できなくなった朔はまた質問を重ねたのだった。 閃「まし何かいざこざがあったら和平も何もないからな……… もしもの事を考えて有能な近衛隊を呼んで事前に処理するんだ……」 道玄「閃の言う通りだな。分かったな朔?」 朔「まぁ何となくは………」 道玄「まぁお前は少しばかり国境を警備する任務をするだけだ。 儂はそれよりものぉ………」 周りを確認すると朔の耳元で呟いた。 道玄「あの刑来と言う男の方が厄介だ……。 血の匂いがプンプンするぞ。 あれは殺しを生き甲斐にしておる者の目だ。」 道玄はそう言うと道場を出た。 道玄「あの者はどうやらは好戦派の出らしいからお主も殺られぬように気をつけるがよいの~」 ゲラゲラ笑いながら道玄は背中をボリボリかきながら消えてった。
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