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「二人とも…給料なしが良いか?」
副団長のヴォルターが、喧嘩中の二人を睨み付けた
「あ、ヴォルターなのら」
「ごめんなさいヴォルター様、兎が奴隷になるから許して!」
「むしろいらん」
「なんでー!?兎ピチピチだよ!?」
「どこがなのら」
「兎キレるよ?キレちゃうよ?」
ホント、この二人は喧嘩ばっかり…
「ったく…団長があんなんじゃなかったら俺が雑務をこなすことはなかったのにな…」
「それは私も同感、そういえば団長は?」
「わからん」
「兎も知らなーい!」
「僕知ってるのら」
「え…どこ!?」
「Sランクのチームクエストを一人で受けて旅に出てたのら」
「「はあ!?」」
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