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「あ~、楽しかった。でも意外と疲れたね。」 彼女はご満悦みたいだがお疲れみたいだ。そりゃ来る人来る人皆に指差してりゃ疲れるだろう。 「さ、帰ろう。」 彼女は歩きだした。僕は先輩の横を歩く。 案外水族館は楽しかった気がする。 デートみたいなもんだし。 「ねぇ先輩、僕らの関係ってなんなんでしたっけ。」 「はぁ…」 彼女は両手を挙げ笑いながらやれやれといった仕種をする。
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