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森に行ってから数日、彼女から全く連絡が無い。
普段なら毎日深夜に電話をかけてきてはターミネーターがどうだのプレデターがどうだの、と甚だしくどうでもいい内容の話を熱く語ってくる筈なのに音信不通というやつだ。
ちなみにターミネーターの話を熱く語る彼女は正直嫌いじゃない。
聞いてるとなかなか楽しいから。
だからそれが聞けなくなると凄く悲しい。
僕は彼女の部屋に向かった、嫌な予感はしない。
何故なら映画とかとは違い僕には彼女と違って第六感なんてものは存在していないからだ。
これはリアルを生きてる僕にとってはなかなかに正論な理由だと思う。
第六感なんて普通の人にはきっと存在してません。
僕は絶対信じませんからね。
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