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彼女の部屋の前に着く、呼び鈴を何度か鳴らすが応答は無い。 扉のノブを調べるとどうやら開いているようだ。 部屋に入り直ぐさま彼女の姿を捜す、すると机の上には書き置きがあった。 『おまえがこれを見ている時、そこには私はいないだろう。 そしておまえは絶対私の部屋でこの手紙を読んでる筈だ、どうだ、当たりだろう。 ふふふ、ふははは流石だろう。 何故なら私はシックスセンスを持つ超天才だから…』 手紙の前半には本当どうでもいい内容が書いてある。 思わず僕はこの手紙を焼却処分したくなったが、2枚目の手紙を読み目を見開く。 『私はこれまで孤独だった。誰もこんなおかしな私のことをここまで受け入れてくれなかったから。 正直嬉しかったよ。おまえと出会えて楽しかった。良かった。 出来ればおまえとは離れたくないが恐いんだ。 いつか私の扱いに疲れたおまえが離れていきそうで凄く恐い… だからおまえの気持ちがまだ私に向いてる内に私は… 貴様に勝負を申し込む(笑)  森で待ってる 』
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