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2枚目の手紙を読み考える。
最後の部分でふざけてはいるがこれはきっと先輩自身の本心を綴った真剣な手紙なのだろう。
そして彼女が僕に何を伝えたかったのかなんとなくだが悟る。
「…待ってて下さい。」
僕は部屋から飛び出し走る、道は雪が積もってるせいで滑り時折転びそうになるがそれでも止まらずひたすら走る。
彼女はきっといるはずだ。
僕は森に入りあの時の場所に向かった、
以前…吹雪の日に彼女と星を見に行ったあの場所に……
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