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たわいない話をしながら僕たちはどのくらい歩いたのだろう、しばらく歩いているとどうやら先輩は森に入っていくようだ。
この街はとりたてて大きな街ではないからまだ自然がいくつか残っている。
とはいえ森に行く事はまずない、何もすることがないのだから当然と言えるだろう。
それにしても彼女は何をしにここに向かって来たのか未だ理由が不明である。
森林浴にでも来たのかな、それにしてはこんな雪の降る季節に来るのはおかしい。
まあでも彼女のこういうおかしな行動は正直嫌いじゃない。
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