4人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
「クスックスッ、春子さんってすごい旦那思いなんですね!」
「それでねうちの旦那ったら…」
早苗がせっかくだからと春子を部屋に招いてから2時間。部屋はクーラーが効いているというのに2人の周りだけは熱気に包まれていた
悠真と明美は別の部屋で積み木やブロックで遊んでいる。
「ねぇねぇ悠くん、もう飽きちゃったからあやとりちようよ!」
「えぇー僕は積み木で遊びたい!」
すると明美は力いっぱい悠真の耳を引っ張った。
「痛っ!痛いよ明美ちゃ~ん。」
「じゃああやとりちゅる?」
「嫌だよ~積み木がい~い。」
明美は先ほどより強く耳を引っ張った。
「あ・や・と・りちゅるよ!!」
「痛いよ~うわ~ん!!」
僕は君が好き。
守りたい、力になりたい。
でも…僕は何もしてあげれない。
僕はキミに何ができますか?
これは僕と君の奇跡の物語。
最初のコメントを投稿しよう!