目覚めの時

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足が重い。というか動けない。体に力が、入らない。 ・・・私の正面には青々とした空が広がっている。ああ、私は寝転がっているのだ、ということがそれで認識できた。 ここはどこだろう。首を振ろうとする、だが、曲がらない。力が、入らない。 ・・・ええい。面倒だ、寝てしまおう。これは夢なんだ。そうして私は再び眠りについた。
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