ジブリで1番好きな話は?

20/28
前へ
/500ページ
次へ
☆中 アイク「…ッ…マルス!!返事をしろ!!」 シュルッ アイク「Σくそっ邪魔だな…」斬 ――ク…アイク… アイク「Σ!!マルス!?」 ――たす…けて… アイク「待ってろ!!今行く!!」ダッ 声のする方へ無我夢中で走る。 しばらくすると、少し開けた空間に出た。 アイク「……ッ…!!」 そこには、触手に雁字搦めにされているマルスの姿があった。 アイク「マルス!!しっかりしろ!!」 マルス「ッ……あ…いく…?」 アイク「マルス…!ッ…外れない…」 マルス「来て…くれたんだ…」 アイク「当たり前だ!」 マルスに纏わり付いている触手を全て斬ると、糸の切れたマリオネットのように、俺に倒れ込んできた。 アイク「マルス…」 マルス「…あ…いく…」 ぐったりとしている。早くここから出なければ… ……。 アイク「……どうやって出ればいいんだ?」 マルス「え…。きた道…戻るとか……」 アイク「…すまないマルス」 マルス「…?」 アイク「いわゆる、ミイラとりがミイラになったようだ」 マルス「…え…」 アイク「……努力はする」 マルス「こうやって…来てくれただけでも…嬉しいよ…」 アイク「マルス…」
/500ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加