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「挑戦者-僕だけの地図-」
思い描く曖昧な理想の世界を
もしも手に入れる事が出来たなら
この虚しさは消え去るのかい?
そんなのわかんねぇだろ…
思い描く曖昧な理想の貴方と
もしも出逢えたとしたならば
この哀しみは癒えるのかい?
そんなのわかんねぇだろ…
風に散った花びらは束の間の空を舞い
大地に帰る瞬間に何を思うんだろうなぁ
錆び付いた感情を他人の視線で見た時に
荒れ果てた残骸は何を語るんだろうなぁ
傷ついた心傷つけた心 どっちも痛いや
癒えない傷を背負ってひたすら前に進む
進むべき理由などわからない
ただ振り返ると走れなくなる
そんな思いで一心不乱に
蹴り出す両足はがむしゃらに
灰色の明日に黒い足跡を刻むのです
涙の乾いた痕 色の変わった模様は
この世界でたった一枚の
僕だけの地図になるのです
敗北の終焉に価値を見出せば
僕は常に限界に挑む挑戦者
自らの軌跡に後悔のないように
幸せのあてなどないけれど
太陽の光の指す方へ駆け抜けるだけ…
灰色の明日の裂け目を切り裂くよう…
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