~唄~

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「サイエンスフィクション」 不安定な速度で描いてきた 歪(イビツ)な放物線を 臆病な指先で慎重になぞった 確かめるように渡り終えたその先 鉛筆で書き足そうとする未来は 色彩も虚飾も無いつまらない世界 さぁ 僕は汚す?描く?どっちだ? 現実と非現実の隙間を飛び交う記号 想像で打ち抜いた愛情は 僕を何処かへ連れ去るメッセージ そこに 真実はあるか?ないか?どっちだ? 拒んでも解ける今日と 望んでも解けぬ明日を どこまで行けるか?どこまで飛ぼうか? 太陽の赤と海の青と木々の緑 色彩を取り戻した世界に 何を描こうか?何色に塗ろうか? 初まりはサイエンスフィクション 追いつけるかどうかは自分次第 希望も夢もサイエンスフィクション でもそれでいいんじゃない? 派手にやろうよどうせなら 追いつけなくてもいいんだよ 追いかけることに意味があると 準備なら出来た 進め!!
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