第1話

2/10
前へ
/17ページ
次へ
ドガッ!ガヅッ! 「ッヴ…。」 「ガバッ!…。」 …あぁ、私の平和な人生もこれで終わったな。 今、私の目の前では、1人の男子が数人の男子を殴り倒していた。 …よし、見なかったことにして扉を閉めることにしよう……。 私は静かに扉を閉めた。 「…はぁ、なんで図書室なんかでケンカしてんのよ!」 図書委員である私、沖永 唄(オキナガ ウタ)は放課後 本の整理をするため 図書室に来た。 早く終わらせようなどと考えながら扉を開けたら、血を流しながら倒れている男達がいた。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加