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｢例えばこんな話をしよう｣
例えばこんな話をしよう
君は僕の笑った顔が好きだと言うね
君が笑うなら僕は僕が
どんなに悲しくても
君のために笑うだろう
でもね…
君が悲しい時はどうすればいいんだい？
それでも笑っていいのですか？
僕の笑顔は君を癒すことができますか？
ときには…
一緒に泣いてはいけませんか？
君の悲しみを全く同じに
受け止められないことは知ってるよ
でも、近づくことは出来るはず
抱きしめてあげることは出来るはず
好きなだけ…泣いてもいいんだよ
その涙、止めてあげることだって出来るよ
でもそのために僕は、君のために僕は
笑えばいいのかな？泣いてもいいのかな？
どんなテストより難しい二択の選択肢
解けないまま流れる時間
気がつけば君は僕の腕の中
泣き疲れて眠りについた君の横顔
沈黙の空間に僕は君をずっと見ていた
何も出来なかった
何もしてあげられなかった
君は目覚めた時、僕に何て言うのかな？
それも全く想像できないや…
でも今はこのままでいい
きっとそれだけでいい…
僕はずっとここにいるよ
迷いながらも
悩みながらも
戸惑いながらも
そして笑いながら…
いつでも君を感じてる…
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