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美堂の投げた球は80キロにも満たないスローボール。
一瞬戸惑った上田だったが、しつこいようだがここは名門横浜の三番。
崩れかけた体勢をすぐさま立て直し、フルスィングで打ち返えす!!
上田の打った打球はレフトスタンドに一直線に向かっていった!
「上田くん打った!大きいぞ!!大きいぞ!!入るか!?入るのか!?入った!!逆転満塁ホームランーーーーーーー!!」
美堂の投げた球は見事レフトスタンドに運ばれてしまった……。
相川はただ茫然と上田がダイヤモンドを1周するのを見ていた。
上田がゆっくりセカンドベースに向かおうとしているのを見ていた時相川は美堂の様子がおかしいことに気づいた。
(美堂の奴……、なんかフラフラしてねえか?)
と、思った次の瞬間美堂が倒れた!
「美堂!?」
相川が急いでマウンドの美堂のもとに走った。
それから美堂は救急車で病院に運ばれていった……
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