※肉体×頭脳(♀) lost escape

2/2
前へ
/69ページ
次へ
ミッションで忍び込んだ廃倉庫。 ターゲットを見つけ出し、裏取引の内容を探り出すというものだった。 ターゲットは見つかった。 取引の内容も分かった。 後はクライアントに報告するだけ… それだけだったのに… 「はぁ、ン…」 「何、感じてんのか?」 一番見つかりたくない奴に、見つかった。 もう1人の怪盗である肉体派の男。 「う、るさ…ッ!」 名前は知らない。 けれど要注意人物としてこの世界では有名だ。 そんな男がなぜここに…? 「あれ?俺以外の事考えてんのか?余裕だな。」 刹那、深く奥に突き上げられた。 「ン、あァァァッ!」 虚しく響く媚声。 「ッ、お前、さ…俺のモノになれよ。」 吐息混じりの甘い声に脳内が溶かされてく。 「ンッ…ゴメン、だよッ。」 力を込めて、挑発的な笑みでニィっと笑ってやる。 「へっ、上等だ。」 「―――――!」 そして気を失う間際に見たのは… "挑発的な笑みで笑う肉体派の男。" end 気の迷いよ。 ごめんなさい。
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

69人が本棚に入れています
本棚に追加