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そりゃあ、よ。
オレだってミスる時くらいあるさ。
いくら体鍛えたって、殴られたら痛てぇし、転んだら痛てぇし。
「あんた、バカじゃないの?」
って言われたら傷つくし。
オレだってガラスのハート的な部分あんだよ!
こう見えてピュアなんだよ!
乙女心…は分かんねーけど、結構デリケートなんだよ!
あ、なんか言ってて悲しくなってきた…。
「…何で怪我してんの?」
何でって、そりゃ…。
「はははっ、だってお前が怪我したら大変じゃん?」
だから、こんな掠り傷なんも痛くねえ。
「俺庇うとか、あんたバカでしょ?」
「バカじゃねーよ。」
オレの後ろに気配を感じ、振り向こうとした瞬間―
ベシッ!
「ぎゃぁっ!」
背中の傷口にビリビリと電撃が走る。
正確には、消毒液をつけたガーゼを叩きつけられたのだが。
「何すんだよっ!」
半泣き状態で後ろの奴に訴えると、不機嫌そうな口調で返事が返って来る。
「今日だけだから。こんなことすんの。」
「…お、おぅ。」
「だからもう、怪我すんなよ。」
end
おまけ①
肉「怪我したー。手当てして♪」
頭「自分でやれ。」
おまけ②
肉「ヒッグ、ぐす、ぐすん。(泣)」
頭「な、何!?」
肉「包帯…巻けない…。(泣)」
頭「知らねえよ…。」
あとがき。
お疲れ様でした。
閲覧ありがとうございます♪
あぁっ、石とか投げないで下さいっ!
本当に弱い頭の持ち主でごめんなさい。
ありがとうございました!
誤字脱字、感想お待ちしています♪
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