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ふと後ろに立つ彼女に視線を送る。 探し物は、彼女の両手の中に収まっていた。 はにかむ様な表情で、見上げる彼女。 見送ってくれるつもりらしい。 若い彼女に気を使わせてしまう位余裕が無かったのか私は。 優しい彼女の気づかいに今日は、甘える事にする。
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