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俺は気付いた。
ここは夢であって夢じゃない空間だと。
どこまでも続く一面真っ白の空間に、俺は一人佇んでいた。
そこにふわりと空から何かが舞い降りた。
それは、また白いコートに身を包んだ、20代…後半?ぐらいの男だった。
梨「あ……あの…どちら様?」
?「私ですか?私は神です。」
梨「……はい⁉⁉」
大声を挙げて驚いた。
神「そうです。神です。」
梨「……じゃ……じゃあ、神っぽいことして下さい‼」
神「………わかった。してやる。後悔するなよ。」
この時俺は、勉強や頭脳的な、そういう所を良くするような物だと思っていた。
しかし神の能力はそう言った甘い物ではなかった。
梨「あの……すいません。あと一つ。」
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