49人が本棚に入れています
本棚に追加
ビシュン……
ドゴゴゴゴ…ン
フレデリック軍曹の狙いは的確だった。
戦車師団の先頭2両が、轟音とともに爆発した。
「敵集!!敵集ー!!」
戦車師団は、見えない敵からの攻撃で、バラバラに散りはじめた。
キリーク「ゲイツ!今だ!クラッカーを使え!」
ゲイツ伍長のザクが、クラッカーを戦車師団に投げつける!
ドン!ドン!ドン!
4両の戦車に被弾し、破壊した。
「ザ…ザクだぁぁぁぁ!」
戦車師団は、この巨大な人型のMSに混乱を極めた。
キリーク「フレデリック!突撃するぞ!!しっかり援護しろ!」
キリークのザクが戦車師団の方に走り込んでいく。
「くそーっ!ジオンめぇ!」
61式戦車の砲が一斉にキリークのザクに向けて砲撃を始めた。
ドン!ドン!
轟音と砂煙が辺りを包む。
キリーク「さすが、新型だな…。シールドと、装甲が通常より厚い。」
キリークのザクは、砂煙の中を突き進む。
「なっ……直撃したはずだぞ!」
戦車師団師団は後退を始めた。
フレデリック軍曹「逃がすかよ~っ!」
高台より、後方を足止めするザク。
「ザク3機に、全滅させられるのかぁ!」
戦車師団は、崩壊を始めていた…
最初のコメントを投稿しよう!