モビルタンク

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ジープから、2人の兵士が降りてきてた。1人は、キチッとした制服姿、もう1人は女性の隊員だ。 キリーク「おひさしぶりです。大隊長。」 ヨンヘルグ特務大尉「キリーク少尉久しぶりだな」 ジョバンニ准尉「少尉殿戦果はどうかしら?」 珍しく2人は、この 部隊を参観に来たようだ。 キリーク「今日は、タンクと一緒にどういう風の吹き回しで?」 キリークは、葉巻に火を灯しながら、ヨンヘルグ特務大尉に訪ねた。 ヨンヘルグ特務大尉「うむ。コイツをこの兵団で、テストを行ってもらう。」 ジープの後方に、自走砲らしき車両が1輌止まっている。 ジョバンニ准尉「少尉殿の部隊が一番適していると思ってね。広い平野と高台の多いこの土地なら、コイツを十分に使えると思うの」 手元の資料をキリークに、手渡しながら、ジョバンニ准尉は言った。 キリーク「コイツが…YMT-05モビルタンク ヒルドルブ…。最高時速110キロもでるのか…」 それは…部隊に配備されている、サムソンよりも大きいタンクであった…
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