第88装甲機鋼兵団

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明朝AM6:00 ゴゴゴゴゴゴ… キリーク「フレデリック、ゲイツ!準備は出来てるか?」 フレデリック軍曹「隊長いつでもいいですぜ。」 ゲイツ伍長「はっ!大丈夫であります!」 カモフラージュを施された、06J型1機、05カスタム2機が今まさに、出撃しようと、その巨体に火をともす… フレデリック軍曹「隊長~。敵さん達の情報は、届かないんですか?」 少し不安げにフレデリックは、キリークに話し掛けた。 キリーク「今ワッパ3機が先行して偵察している。直に情報は来るさ。」 キリークは、葉巻を深く吸いながら、リラックスした様子で答えた。 ゲイツ伍長「隊長!私はどうすれば…。まだモビルスーツには、さほど乗った事がないのですが…。ただ!…ただシュミレーターには、何度も乗っています!」 イヤホンから、ドッと笑いが聞こえた。 キリーク「安心しろゲイツ。お前の後ろは、フレデリックが守ってやるさ。」 フレデリック軍曹「隊長~。俺は、ヒョッ子のお守りですかぁ?」 第88装甲機鋼兵団に、しばし和やかな雰囲気に包まれる。 ビーッビーッビーッビーッ! 無線兵「パピヨンより入電!我、敵戦車師団発見セリ!数25!距離6.2キロ!」 とたんに部隊に緊張感が走る。 キリーク「敵さんのお出ましか…。」 フレデリック軍曹「さぁ~て、やりましょうかぁ」 ゲイツ伍長「戦車師団なんですか!!」 3機のモビルスーツは、同時に立ち上がった… キリーク「フレデリック!ライフルでよく狙えよ!」 フレデリック軍曹の05型ザク改には、ロングレンジライフルが装備されている、機体である。 フレデリック軍曹「わかってますよ隊長~。ヒョッ子も守るんでしょ~」 少し笑いながら、フレデリック軍曹は答えた。
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