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明朝AM6:00
ゴゴゴゴゴゴ…
キリーク「フレデリック、ゲイツ!準備は出来てるか?」
フレデリック軍曹「隊長いつでもいいですぜ。」
ゲイツ伍長「はっ!大丈夫であります!」
カモフラージュを施された、06J型1機、05カスタム2機が今まさに、出撃しようと、その巨体に火をともす…
フレデリック軍曹「隊長~。敵さん達の情報は、届かないんですか?」
少し不安げにフレデリックは、キリークに話し掛けた。
キリーク「今ワッパ3機が先行して偵察している。直に情報は来るさ。」
キリークは、葉巻を深く吸いながら、リラックスした様子で答えた。
ゲイツ伍長「隊長!私はどうすれば…。まだモビルスーツには、さほど乗った事がないのですが…。ただ!…ただシュミレーターには、何度も乗っています!」
イヤホンから、ドッと笑いが聞こえた。
キリーク「安心しろゲイツ。お前の後ろは、フレデリックが守ってやるさ。」
フレデリック軍曹「隊長~。俺は、ヒョッ子のお守りですかぁ?」
第88装甲機鋼兵団に、しばし和やかな雰囲気に包まれる。
ビーッビーッビーッビーッ!
無線兵「パピヨンより入電!我、敵戦車師団発見セリ!数25!距離6.2キロ!」
とたんに部隊に緊張感が走る。
キリーク「敵さんのお出ましか…。」
フレデリック軍曹「さぁ~て、やりましょうかぁ」
ゲイツ伍長「戦車師団なんですか!!」
3機のモビルスーツは、同時に立ち上がった…
キリーク「フレデリック!ライフルでよく狙えよ!」
フレデリック軍曹の05型ザク改には、ロングレンジライフルが装備されている、機体である。
フレデリック軍曹「わかってますよ隊長~。ヒョッ子も守るんでしょ~」
少し笑いながら、フレデリック軍曹は答えた。
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