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研究室。
部屋の色は白で統一され、フラスコやらの道具があり、いかにもといった風景だ。
その中に白衣を着た男が二人。
「やぁ、待ってたよ」
響と藤田だ。
「もう……結果が出たんですか?」
拓人が驚きながら質問する。
「まあね。結論から言うと―――能力者の仕業だ」
「…………はあ」
翼が大きくため息をついた。
もともと翼はこういった奇妙な事件は嫌いなほうだ。
故に関わりたくなかった。
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