糸の章
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涙が溢れて前が見えない。 バカな人 バカなんだから 私なんかのために ホントバカなんだから あなたも私も籠の鳥だった。 狭い世界の中で 自由に飛び回っていると勘違い していたのね。 なんて間抜けな私たち。 それでも その世界は確かに存在していた。 その中で私たちは出会い 気持ちを繋いだ。 誰に笑われたっていいよね。 そうやって私たち 繋がる運命だったんだから。
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