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そとに出て少し待つと晴香が家から出てきた。
晴香
「おは♪
って凛々がいるじゃん」
凜
「はるちゃん、おはよー
私凛々じゃないよー」
秋人
「おはよう」
晴香
「ふーん♪」
晴香は怪しげに笑っている。
秋人
「晴香…
なんか企んでるだろ」
晴香
「ぜーんぜん♪
学校で『秋人が凜を連れ込んで襲ったー』って言おうなんて思ってないよ♪」
凜
「は、はるちゃんー
そ、そんなことされてないよー」
晴香
「本当に?♪
凜、秋人に脅されてない?」
晴香は楽しそうに凜に聞き返している。
凜
「そんなことないよー
私はただ朝起こしに来てただけだよー」
晴香
「あれれぇ
お熱いねぇ、いつの間にそんなラブラブになったのさー」
凜
「////////」
凜は顔を真っ赤にしてうつ向いてしまった。
そろそろ助け船を出さないと危ないな。
秋人
「晴香、そろそろやめ…」
俺が間に入ろうとした瞬間…
凜
「はるちゃんの意地悪ー!」
ドゴォ!!!!
スゴい音と共にそこにいたはずの晴香が居なくなっていた。
と同時に凜は走り去ってしまった。
ヒューン、ドサッ。
そして晴香が落ちてきた。
晴香
「凛々、な・ナイスアッパー」
そういうと地面に伏せてしまった。
秋人
「まったく…
誰がお前を運ぶと思ってんだよ」
そして学校へ晴香を背負って走り出す俺であった。
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