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凛
「私と付き合ってください」
凛はそう言った。
突然のことだった。
考えてみる…
俺は凛をどう思っているか?
………分からない。
だから俺は、
秋人
「俺は凛のことをどう思っているか分からない…
このまま付き合ってもいいことにはならないと思う。
だから、今は付き合えない」
っと、そう告げた。
凛は少し考えたあと
凛
「別にダメってわけじゃないんだよね?」
秋人
「あぁ」
凛
「わかったよー
でも諦めないからねー」
秋人
「好きにすればいいさ」
凛
「うん
じゃあまた明日ねー」
凛はそう言って帰っていった。
元気よく、しっかりとした足取りで。
俺も家へと向かった。
また明日からいつもの日常がやって来ると思いながら。
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