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翌日朝
?
「…くん……
あーくん……
あーくん起きてよー」
秋人
「……ん?」
?
「あ!起きたー♪」
時計を見るとまだ7時もきていない。
秋人
「まだ寝れるじゃないか」
そう言って俺は寝直そうとした。
?
「あーくんダメだよー」
秋人
「??
晴香にしては来るの早いじゃないか」
?
「私はるちゃんじゃないよー」
秋人
「分かってるよ
どうしたんだ?凛」
凛
「あーくんおはよう
はるちゃんみたいに起こしてみたかったのー」
秋人
「それにしても早すぎだろ
まだ寝たりないぞ」
凛
「早起きは三文の得だよー
それに遅いとあーくん起きてるかもしれないしー」
秋人
「なるほどなぁ
まぁいいかぁ
とりあえず着替えるから向こう行っててくれるか?」
凛
「分かったよー」
……………………………
着替え終わるとなんだかいい香りがしてきた。
秋人
「凛?
まさか朝飯作ってるのか?」
凛
「そうだよー
もうできるからねぇー」
予想外だ。
朝飯なんて何年も食べてない。
凛
「どうぞー」
メニューはご飯と味噌汁と目玉焼きだ。
秋人
「いただきます」
味噌汁から口に運んでみる。
秋人
「………凛」
凛
「あーくんどうしたのー?」
秋人
「味噌汁が甘いぞ?」
凛
「えぇーー!?」
ドジッ子だとは思っていたがまさかの事態だった。
どういう経緯で甘くなったのかは分からないが
とてつもなく甘い味噌汁だった。
秋人
(…流石凛だ
お約束すぎる)
…………………
食べ終わり家を出るまで凜は謝り続けていた。
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