過去と今

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連の現国王、會(かい)は跡継ぎに悩んでいた。 彼には31人もの側室がいて、そのうち3人の王子が跡継ぎ候補とされている。 3人の王子たちは実力は横並びであったため、會王はあることを提案した。 「国の子宮、すなわち後宮こそが大事なり。」 この一言で、今までおざなりにしていた後宮が日の目を見た。 王子をはじめ、多くの家臣がこぞって女探しを始めた。 本格的な宮女狩りが始まったのだ。
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