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睨む両者を割るように、一人の女が飛び出した。
その女は、辺りにいるライオトルーパーを投げ飛ばし始めた。
「ちっ…、またお前か!ユリコ!」
ユリコが、一度、士を見て笑うと周りを囲んだライオトルーパーに対して、電波エネルギーを辺りに撒き散らして《電波投げ》をした。
「電波人間、タックル!士はやらせない!」
そう言った矢先に、巨大な足が、ユウスケと士、タックルの前に現れた。
「手間が省けるな、ユウスケ!!」
見上げたまま、ユウスケを睨むと、ディケイドライバーにカードを入れた。
「変身!」
マシンディケイダーが次元の壁から越えてやってくると、ディケイドは、それに乗った。タックルは、現れ続けるライオトルーパーから士のことを追わせないように果敢に立ち向かっていく。
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